ねえ。

 
 蓮の小さな池が入り口目印の森があるでしょう
   みてみて
  ふかふかなところ 雫がまみれているところ の 藻の絨毯をこっそり
   あるいてみて
 ころころのろころ ごろりごろりのところ 意思が宿っている石の絨毯を
   つけてみて
 するする流れるところ ばっばと飛び散るところ ごうごう急いでいるところ ひんやり川の絨毯
   
   そこに私の頭があります
  緑か透明か時に垣間見える空にとけ込んでしまっているかもしれないけど
   探そうか迷ってます
  今年もフキでいっぱいでした

 
  

努力。

 
 ある哲学者が言っていた。
 
 “人間が努力という行動をするのは、その場所に存在し生きていくためだ”

 うーん、このままの言葉だったか不確かだけど、うん、そのままだなって頷いてみた。
 じゃあ、私はその努力をしてきたか?と自分に問いかけると、絶対全面的にNO。
 人生の長い時間の中で瞬間的に一瞬、一瞬のトライや努力は何回もしたけど、、、
 続かない。そして次の場所に移る。また瞬間の頑張りをやってみる。

 それでも、この一年半、美大にいて
 そこに居ることに存在することに何にも努力しなかった?そんなことない。
 苦手なデッサンや静物やらから何度も逃げようとしたけど(実際逃げたことも 笑)
 周りの多大なサポートや夢が支えてくれた

 さあ、私の“その場所”の意味はon the planet 地球 将来 月 そのまた将来 太陽。
 ということで、この先大きな大きな壁がたくさん現れるんだけど
 なにがあっても、笑うことを忘れぬよう 
 そして これまでにしなかった 努力 する 続ける こと する

kamisama

神様、お願い。
 彼女の彼の痛みを分けてもらう
 魔法の力をください。
 彼らの傷を私につけて下さい。
 切り刻んでも、ずたずたにされても、骨折でも、何でもウェルカムです。
 私はいつでも笑って受け止めます、彼らの痛みなら、本能で望んで。
 お願い、お願い、お願い×永遠。

    
     

wings that everyone has

自由にあなたの羽を羽ばたかせ
できる限りの自由を羽に持たせ飛んで飛んで
そうしたらいつの間にか運命的な出会いが、あなたに出会うべきものに出会うよ
free your wings
and fly freely as much as it is possible
then you will see something in your faith, something you deserved for
             

 四万十川
 流れはゆっくりと優しく全体を包んで
 時々力強い渦にのまれそうになる
 それでも体をゆだねても
 大丈夫
 音は山の奥の方の響きを
 耳から足先まで運んでくれる

 樽の滝
 最初 今の私には岩や小さな苔の塊にも
 足を踏み入れることも恐れ多く
 山々は受け入れてくれるか不安が襲う
 空から降ってくる細かなしぶきに踊りだした時
 体はきれいさっぱり滝の一部へすべりだしていた
 水の冷たさは森林の暖かさに変わり
 岩の痛さは大地の広い広い抱擁
 音は心の声さえかき消すけど
 素直な歌声だけ聴いてくれていた

 矢神の川
 いつもいつも見守ってくれていて
 いつ帰っても森の魂たちはここがあなたの家よって
 静かなオーケストラが鳴り響く
 すぐに体は全部に溶け込める
 いつでも音はやわらかに永遠のリズムを教えてくれる

 渋川の海
 瀬戸内海はいつも穏やかな空気に充満されていて
 島々に反射する光は私の心をうつしだす
 海の音に耳をすっとすませていれば
 地球の生きている鼓動が聞こえる
 空はどこまでもきれいに正直に訴えかける
 
 あなたはそこにいる 生きている
 みんなそこにいる 生きている